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カルミア Kalmia latifolia
常緑低木 つつじ科カルミア属 原産地 北米東部
開花期 5~6月 花径 2cm位 樹高 3mまで
カルミア(Kalmia)は、18世紀のスウェーデンの植物学者「Kalm(カルム)」さんの名前にちなんでつけられているそうです。
よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)
カルミア属は約7種あります。このお花はアメリカの北東部とカナダ東部の岩だらけの傾斜地や砂質の土壌によくみられるそうです。日本には1915年(大正4年)ごろ渡来しています。ご覧のとおり薄いピンクの星型の萼とつながった5枚の花弁をもつ集団花で、10~50個ものお花をつけるようです。葉は披針形で長さ2~12cmほどあり、茎に螺旋状につきます。蕾は突起があり金平糖状でとても可愛いです。このころ美しいバラや空木が咲いていますが、一際目立っています。花色は白、紫もあります。果実は5つの丸い突出部のあるさく果で、開裂して多数の小さな種子を出すそうです。葉はグラヤノトキシンを含み有毒で、特に羊が中毒をおこすことがあり、一部の種は「羊殺し」Lambkillと呼ばれているそうです。
[栽培]腐葉分のある用土で排水を良くし、西日の当たらない場所に植えます。ある程度の日陰には耐えますが、日当たりの良い場所のほうがよく育ち花つきも良くなります。真夏に直射日光や西日のもろに当たる場所も避けます。寒さには強いです。ほとんど剪定の必要はありませんが、枝を切りすぎると、木の生長する勢いが弱くなるので気をつけましょう。剪定はお花の終わった直後が適期です。花つきが非常によい花木ですが、あまり花芽をたくさん付けすぎると、翌々年木が疲れて花が咲かなくなることがあるようです。[別名]アメリカ石楠花(アメリカシャクナゲ)…どことなくシャクナゲに似ている、このことからこのように呼んだようです。
[用途]庭木、鉢植
[花言葉]優美な女性
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