紫詰草（むらさきつめくさ）Trifolium pratense

多年草 まめ科しゃじくそう属 　原産地　トルコからヨーロッパ
開花期　４～８月　　　花径　２５ｍｍ位　　　 草丈　５０cmまで
名前は、むかしヨーロッパからガラス器具(きぐ）を輸入(ゆにゅう）したときのつめ物にされていたことと、花色が紫や赤だったりしたことよるようです。

よろしければ曲を聴きながらどうぞ！（ピアノ曲）Please listen to the song if you like! (Piano song)

牧草として明治初期に渡来し、全国的に野生化しているようです。寒冷地の草原から畠に生えますが、畑などのまわりの土手や空き地にも多く見られます。お花は小さな筒状のお花が球状の花序をつくっているので、あたかも一つのお花のように見えます。光があたり輝くと照明のようでとても綺麗です。葉は楕円形の３枚の小葉に分かれた複葉です。お花はクローバー（白詰草）にそっくりですが、花色がピンク色なのと、葉っぱのすぐ上にお花が咲くこと、全体が大型なことから区別できるそうです。また、白詰草の葉っぱは丸っこいですが、ややとがっています。白詰草と共に重要な牧草で、悪い土壌を改良する草だそうです。お花が美しいので花壇にも利用できるようです。またデンマークの国花でもあるそうです。
[別名]赤詰草（あかつめくさ）
[用途]花壇
[花言葉]勤勉、実直、豊かな愛
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