ネモフィラ Nemopila insignis／２色


一年草　　　　ハゼリソウ科ネモフィラ属　　　　　原産地　北アメリカ西部
開花期　４～５月　　　花径２ｃｍ位　　　草丈　２５ｃｍ
ネモフィラの学名は Nemophila insignis で、Nemophila:ネモフィラ属、insignis:際立った、目立った、の意味です。またNemophila は、ギリシャ語の「nemos（小さな森）+ phileo（愛する）」が語源だそうです。

よろしければ曲を聴きながらどうぞ！（ピアノ曲）Please listen to the song if you like! (Piano song)

ネモフィラはハゼリソウ科ネモフィラ属（Nemophila）に分類される植物の総称です。カナダ西部からアメリカ合衆国西部、メキシコにかけてとアメリカ合衆国東南部に１１種が分布しています。耐寒性があり、草地の日陰あるいは半日陰の茂みの中の明るい日だまりに自生しているようです。お花は野に咲く花のような可憐さがあり魅力的です。たくさんのお花を次から次へと密集して咲かせ、花色は青（インシグニスブルー）、白、紫（マキュラータ）などがあります。茎はよく分枝し匍匐性（ほふくせい）で横に広がる。葉は長楕円形で対生し、羽状の深い切れ込みがあり、茎と葉に柔毛があります。
[栽培]日のよく当たる場所が適地です。冬の寒さにはかなり強く、霜が降りても大丈夫ですが、凍らせてしまうと枯れてしまうので、庭植えは地面に腐葉土を敷くなどの防寒をおこなった方がよいそうです。鉢植えの冬はあまり暖かい場所では茎が伸びすぎ姿形が悪くなるだけでなく、春からの花つきも悪くなるそうですので、戸外で管理するのがよいそうです。肥えた土を好むので植え付ける際は腐葉土などの有機質をたっぷりと加えます。殖やすのは基本的にはタネをまいて育てます。ネモフィラは移植を嫌います。
[別名]瑠璃唐草（るりからくさ）…花色が瑠璃色で、葉っぱが唐草模様に似ているところから。 小紋唐草（こもんからくさ）…着物の小紋に入っている唐草模様に似ていることから。
[用途]鉢植え、花壇、寄せ植え
[花言葉]愛国心、可憐
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