季節の花 日本花図鑑 動スライドショーとピアノ音楽

散歩道で出会った野の花や季節の花を動くスライドショウと音楽でご覧いただけます。

こんにちはアヤメです。Hello, this is Ayame.


一初(いちはつ)Iris tectorum/紫と白

常緑多年草     あやめ科あやめ(アイリス、イリス)属     原産地 中国
開花期 4~5月       花径 10cm位      草丈 60cm位まで
アヤメ類の中で一番早く咲き出すのでこの名前になったようです。実際にはシャガの方が半月ほど早いようです。鳶尾、一八、逸初とも書くそうです。




よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)





原産地は中国で、中国中部から南西部、ミャンマー北部にかけて分布しています。わが国へは江戸時代に渡来したようです。アヤメ、カキツバタ、ショウブなどと形態がよく似ています。半日陰の乾燥地や湿潤な地に生えます。葉は横幅が広く、先端はとがって、光沢はありません。花茎は単軸ですが、よく分岐します。花色は青紫でとても美しく、まれに白い花もあるそうです。外弁の基部に黄白色のとさか状の突起があるのが特徴です。中国では、イチハツの根を乾燥させたものを鳶屋根または鳶頭といい、めまいや利尿などに効果があるといわれています。日本でも薬としても用いられていたようです。また、イチハツは、花材としての歴史は長いのですが、ハナショウブやカキツバタなどの美しい姿と色彩のものがありますので、その下の位置づけにあったようです。しかし、近代になってからのイチハツは西洋種のものとの改良により、花つきが多く、葉がしっかりとした、他のアヤメ科のものに比べても、すぐれているものがつくられているそうです。現在、花店で売られているイチハツは、別種のニオイイリスが多いようです。ニオイイリスは、南ヨーロッパから東南アジア原産の多年草です。葉と花の形がジャーマンアイリスに似ており、葉は白色で、花は白粉を帯びています。また、ニオイイリスとよく似た紫色の花もイチハツとして用いられますが、これはジャーマンアイリスの一品種です。
[別名]子安草、水蘭
[用途]花壇、切り花
[花言葉]つきあい上手、使者
(ちょっとメモ)
学名は Iris tectorum で Iris : あやめ(アイリス、イリス)属 、tectorum : 屋根の、屋根に生ずる、の意味です。 Iris(アイリス)はギリシャ語で「虹」の意味です。昔は、大風を防ぐと信じられていたため、藁屋根に植えられ、屋根を締め付けて守り、その景観は美しかったそうです。
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