えごのき Styrax japonicus

落葉広葉樹　　　　えごのき科えごのき属　　　　原産地　日本全土、朝鮮、台湾、中国 開花期　５～６月　　　　花径　２ｃｍ位　　　　樹高　１０ｍ位まで
名は、果実を口に入れると、喉や舌を刺激してえぐい（えごい）ことからきているそうです。一般的ではないようですが、「売子の木」とも書くようです。

よろしければ曲を聴きながらどうぞ！（ピアノ曲）Please listen to the song if you like! (Piano song)

北海道、本州、九州、四国に分布しています。白色の深く割れたゆり型の５弁の花、木に咲く花とは思えないほどキレイで可愛いですね。花も実も下向きにぶらさがり咲き、花には香りがあり、繁殖力が強いです。白花の野生種と赤花の園芸種があります。日向地を好みますが、半日陰での栽培はできます。成長はそれほど速くないため、混んだ枝や邪魔な枝を間引く程度で、基本的には剪定を必要としません。近年では一般家庭のシンボルツリーとしても人気がありますが、実の皮は有毒で魚をマヒさせるような毒があり、有毒植物なので注意が必要のようです。また、昔は若い果実を石鹸と同じように洗浄剤として洗濯などに用いていたようです。
[別名]萵苣の木（チシャノキ）、チサノキ、轆轤木（ろくろぎ）… 昔、この材をロクロで細工して、おもちゃなどを作ったところから。
[用途]庭木、盆栽、将棋のこまなどの素材
[花言葉]幸福
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