季節の花 日本花図鑑 動スライドショーとピアノ音楽

散歩道で出会った野の花や季節の花を動くスライドショウと音楽でご覧いただけます。

葉陰の白い輝き?!The white glow of the shade of the leaves? !!


茶の木(ちゃのき)Camellia sinensisの花

常緑性低木   ツバキ科ツバキ属    原産地 中国南部
開花期 10~11月   花径 25mm位まで   樹高 2m位まで
漢字の「茶」は中唐以後に成立した字で、それまでは「荼(ト)」で代用されていたそうです。「荼」は植物を表す草冠と、「苦い」ことを意味する「余」からなり、本来は苦い味のする植物でニガナを指していたようです。原産地の雲南方面から四川・江南へと長江流域に茶が広まるにつれ、デャあるいはテャのような発音に荼字を当てて使うようになったといわれているそうです。




よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)





お茶はもともと薬として伝来してきたもので、葉は煎じて飲んだり、点てた際の香りなどから嗜好品として加工されています。このお茶のお花は枝の途中の葉柄基部から、短い柄に下を向きに1つずつ咲きます。花びらは白く、ツバキの花によく似ています。花弁がしべを抱え込むように丸く開きます。果実は花と同じくらいの大きさにふくらみ、中身には普通は2~3個の種子を含みます。葉は枝に互生し、短い葉柄があり、長楕円状被針形、先端は鈍いかわずかに尖り、縁には細かい鋸歯ががあり、葉質は薄い革質、表面は濃緑色でやや艶があります。チャノキは亜熱帯原産の植物ですので、寒さにはそれほど強い方ではないそうです。暑さに対しても、乾燥した気候には弱く、干害などで枯れ込むこともあるそうです。ただチャノキは他の多くの植物と違って、酸性土壌を好む植物であり、土壌の酸性化が進んでいる場合でも、その耐性が比較的強いそうです。本来は陽樹に区分されるそうですが、日射量が少ない環境でも生き延びることができるという、耐陰性に優れた特性を持っているそうです。また、種からカメリア油を絞るのにも使われているようです。よく見るチャノキは普通1m以下に刈り込まれていますが、野生状態では2m位に達するようです。インドやスリランカで栽培されている8~15mもの高木になるアッサムチャ( C. sinensis var. assamica)という変種もあるそうです。
[栽培]日当たりと風通しの良い場所を好みますが、少々日陰でも良く育ちます。用土は水はけの良い、堆肥をよく透きこんだ肥沃な土壌に植えます。基本的に移植や植え付けが最適なのは8月~11月と2月~入梅までに行います。 剪定は無駄枝を間引く程度で通風と採光を良くする剪定にします。強い剪定はあまりおすすめできません。放任して育てたほうがお花がよく咲くそうです。肥料は1月ごろに寒肥として有機肥料を与えます。開花後にお礼肥えとして油粕と化成肥料を2握り程度与えます。病害虫が発生したらそのつど消毒を定期的に散布します。なるべく自然栽培をして茶葉を楽しみたいですね。
(ちょっとメモ)自分で作ってみよう茶葉!
1.新芽50g(キッチリ量ります)を用意し、電子レンジで2分ほど暖めます。
2.暖まった葉を、2~3分ほど揉みます。(熱いので、やけど注意!)
3.乾燥のため1分ほど電子レンジで暖める。
4.作業を繰り返し、葉がよく乾燥したら煎じて飲む。
[用途]お茶、椿油
[花言葉]追憶、強い結びつき
※説明の中に分からない言葉があれば?←こちらをクリックしてお調べください。



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