エニシダ Scotch broom, Cytisus scoparius

常緑つる性 　　 ばら科ばら属 　　 原産 中華民国
落葉低木　　 マメ科エニシダ属 　　　 
原産地 ヨーロッパ、北アフリカ、カナリア諸島、アジア
エニシダの読みの由来は、オランダ語の「genista」ヘニスタ または ゲニスタからきているらしいとのことです。

よろしければ曲を聴きながらどうぞ！（ピアノ曲）Please listen to the song if you like! (Piano song)

エニシダ属は常緑または落葉性の低木で、ヨーロッパ、北アフリカ、カナリア諸島、アジアに分布します。日本へは江戸時代に渡来しました。和名のエニシダは細い緑色の枝が弓なりにしなり、初夏に蝶型の黄色い花を輝くようにびっしりと咲かせ株を包みます。葉は乾燥地で無駄に水分が奪われないよう小さく、その分、緑色の枝でも光合成が行われます。耐寒性もあり、やせ地でも育ちますが、寿命は10年ほどです。黄色の花に赤色の入ったホホベニエニシダは本種の園芸品種です。別種に真っ白な花をつけるシロバナエニシダがありますが、こちらは落葉低木です。[栽培]日当たりの良い場所で育てると生長もよく、花もたくさん咲きます。日当たりの良いことが絶対条件で適地です。やや寒さや寒風に弱く植栽は東北地方より南が適当です。花後に豆鞘（実）ができて夏に黒く熟します。そのままにしておくと木の栄養が取られて生長が弱くなります。次々とたくさんできるので面倒ですが、必要ないならすべて取り除くのがよいそうです。
[別名]金雀枝、ヒメエニシダ[用途]庭木、花木、鉢植え
[花言葉]感謝、怖い、恋愛
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