季節の花 日本花図鑑 動スライドショーとピアノ音楽

散歩道で出会った野の花や季節の花を動くスライドショウと音楽でご覧いただけます。

燃える木?!Burning tree? !!


ブラシの木(ぶらしのき) Callistemon speciosus

常緑小高木    蒲桃(ふともも)科ブラシノキ属     原産地 オーストラリア原産    
開花期 5~6月   花径 長さ5~10cmの穂   樹高 5m位まで
花びらより雄しべが発達した花が枝の周りに並ぶようにつき、その姿がコップやビンを洗うブラシに似ているところから和名でブラシノキ、英名でボトルブラシの名前があります。





よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)





ブラシノキ属には計34種があり、そのうちの数種が観賞用に栽培されているそうです。日本へは明治時代の中頃に渡来し、暖地で栽培され庭木などに利用されてきました。花弁は緑で小さくて目立ちませんが雄しべ発達し、赤(ときに白)の長い花糸が目立ちます。穂状にお花(花序)をつけ、お花全体がブラシのように見えますが、これは雄しべと雌しべです。また花序の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持っています。果実は朔果で、丸く枝にずらっとついて並んでつきます。翌年の花はその上部に咲き、実は次々と数年は残り、7~8年は枝についていて発芽能力も持ち続けるそうです。原産地は乾燥地のため、極端な乾燥で山火事のときに実が破裂するように開いて中の粉状の種子が風に飛んで散布されるようです。そして、焼けて何もなくなった土地にいち早く芽を出して、その土地一帯でユーカリの木のように子孫を残すようです。 また、切り花や鉢植えとして需要の高い「カリステモン・キトリヌス」はキンポウジュとも呼ばれておりタネから簡単に育てられることもあり、色々な品種をかけ合わせて、様々な園芸品種が作られました。現在最も多く栽培されている園芸品種は日本生まれの「八房金宝」だそうです。
[栽培]日当たりのよい場所を好みます。よく日の当たる場所を選んで植え付けます。耐暑性が強いので、夏の暑さ対策は特に何もする必要はないそうです。乾燥に強い植物ですが、夏に炎天下の日が続き、極端に乾燥するようなら水やりを行います。元肥として地植えの場合は堆肥を、鉢植えの場合はゆっくりと効くタイプの化成肥料を植え付ける前にあらかじめ土の中に混ぜ込んでおきます。追肥として2~3月と花後の6~7月の年2回、速効性の化成肥料を少量与えるそうです。肥料を与えすぎると花付きが悪くなりますので注意が必要のようです。移植を嫌う植物で、一度地植えにするとその後他の場所に移動させるのが難しいそうです。挿し木でふやすことができます。適期は3月上旬頃です。前年に伸びた枝の先端を10cmくらいの長さに切り半日くらい水に挿しておきます。その後川砂や赤玉土に挿して明るい日陰で管理します。根が出たら鉢に植え付けて育てます。病害虫はほとんどなく、丈夫な植物だそうです
[別名]花槇(はなまき)…葉が槇の葉に似ているところから。カリステモン…学名から。錦宝樹、錦宝樹(きんぽうじゅ)とも。
(ちょっとメモ)
学名はCallistemon speciosusでCallistemon:ブラシノキ属 、speciosus: 美しい、華やか、の意味です。Callistemon(カリステモン)は、ギリシャ語の「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ)」が語源だそうです。[用途]庭木、鉢植え[花言葉]恋の炎、儚い恋
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