草苺（くさいちご）Rubus hirsutus

落葉小低木 　　　ばら科きいちご属　　　　　　原産地　朝鮮半島、中国、日本
開花期　３～４月 　　　　花径　５ｃｍ位　　　樹高　６０ｃｍ位まで
丈が低く、地を這うように枝を伸ばしているものもあり、花がついていければ、ただの草のように見えることから、草苺の名が付いたのではないでしょうか。

よろしければ曲を聴きながらどうぞ！（ピアノ曲）Please listen to the song if you like! (Piano song)

アジアの朝鮮半島、中国に分布します。日本で本州、四国、九州と広く分布しています。生育地は明るい林縁や草地で、普通に目にすることができる木苺です。春にくっきりした白い５弁花を咲かし、花弁は卵円形をしています。花の中央に雌蕊が多数あり、その周囲に多数の雄蘂をつけています。果実は大型で５～６月にかけて赤熟し、ふつうの苺に似た実をつけます。食用となり、あっさりとした甘酸っぱい味がするそうです。葉は奇数羽状複葉で、花枝には３枚の小葉、徒長枝には５枚の小葉がつきます。頂小葉は卵形または長楕円状卵形、側小葉は卵形、先はとがり縁には細かい重鋸歯があります。全体に短い軟毛が密生し、茎には小さい刺があります。生命力は強く、刈られても、丈夫でまた根から生えてくるようです。近くの雑木林の土手にこんなに多くの花が咲いたので実がついたら試しに食べてみようと思います。
[別名]早稲苺（わせいちご）
[花言葉]尊重と愛情、誘惑、甘い香り
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