芹葉飛燕草（せりばひえんそう）Delphinium anthriscifolium

一年草　　　　きんぽうげ科デルフィニウム属 　　原産地　中国
開花期　４～６月　花の長さ　１．５～２ｃｍ(花弁状の蕚)　　草丈　３０ｃｍ位まで
名前は、葉が芹（せり）の葉のように細かく切れ込んでおり（ギザギザ）、燕（つばめ）が飛んでるような形のお花であるところから、このように呼ばれたようです。

よろしければ曲を聴きながらどうぞ！（ピアノ曲）Please listen to the song if you like! (Piano song)

明治時代に渡来し関東～東海地方に分布しています。公園の草地や木陰、丘陵地の道ばたなどに咲きます。水色の小さな花でツバメの飛ぶ姿に似ています。おしゃれな葉のかたち、日が当たると透けるような水色、淡いビンク色がひときわ映えます。お花ほんとうの色は？日の当たるところは青～紫、当たらないところはピンクに見えました。細長い花びらのように見えているものは萼片で５枚、そのうちの上向きについています。１枚の萼片は、後ろの端が尻尾のように長く突き出て「距(きょ)」になっています。花びらは４枚ですが、ふつうのお花の花びらのようには見えません。その花びらの中に隠れるように雄蕊が複数(１０本位？)見えます。面白いお花の形ですね。
[花言葉]陽気
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