野紺菊（のこんぎく） Aster ageratoides

多年草　　　きく科しおん属　　　原産地　日本
開花期 ８～１１月　　　花径　２５ｍｍ位まで　　草丈 １００ｃｍ位まで
秋の本州など日本のいたる野山で普通に見られ、花の色が淡紺色から「紺」、花の形が「菊」によく似ていることから形から、野紺菊と呼ばれているようです。

よろしければ曲を聴きながらどうぞ！（ピアノ曲）Please listen to the song if you like! (Piano song)

本州、四国、九州の野原、土手、山地のありふれた野菊のひとつで、道ばたでもよく見かける植物です。種内の変異が大きく、同種とされるものにはかなり見かけの異なるものがあるそうです。お花は茎頂に淡紫色～紫色の舌状花、中央に黄色の筒（管）状花を多数つけます。地下茎が横に這い、あちこちから枝を出すので、まとまった群落を作りやすく、茎は立ち上がって枝を出します。根出葉は柄があり長楕円形、茎葉は柄がなくて楕円形から卵形で縁には粗くて浅い鋸歯があるそうです。いずれも葉の両面ともに短い毛があり、根出葉は花時にはなくなります。 また、春～初夏に、若芽、若葉を採取して、山菜として食べることができるようです。 薄く衣をつけて、そのまま天ぷらに、塩を入れた熱湯で、かるく茹でて水にひたし、和え物、汁の実、油いためなどに、さわやかな香りがあり、美味しく食べることができるそうです。
[用途]花壇
[花言葉]守護
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