季節の花 日本花図鑑 動スライドショーとピアノ音楽

散歩道で出会った野の花や季節の花を動くスライドショウと音楽でご覧いただけます。

青空に白い穂?!White ears in the blue sky? !!


青梻(あおだも)Fraxinus lanuginosa


落葉広葉樹   モクセイ科トネリコ属   原産地 日本、朝鮮
開花期4~6月   花径 6mm位   樹高15m位まで
青?の青の由来は雨上がりに樹皮が緑青色になることと、枝を水に浸けておくと水が青い蛍光色になることからきているようです。また、?(だも)は、仏前に供える樒(しきみ)のことで、この葉がしきみににていることからきているのではないでしょうか?





よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)





日本では北海道から九州までの山地に広く分布し、南千島や朝鮮半島にも自生しています。街路樹や公園木として植樹されることも多く、雌雄異株です。太さは50cm位になりますが、成長は遅いです。成熟した木の樹皮には地衣類が付着し白っぽい斑点模様ができるそうです。葉は奇数羽状複葉で、波状小鋸歯があり葉の色は淡緑色で美しいです。お花は円錐状に白い小花を多数つけます。ご覧のように真っ白で美しいのですが、高いところに咲きますので、近くで観賞するのは難しいです。秋には果実が成熟します。種子は長さ4cmほど、膜状の羽根を持つ翼果で風を利用し遠くまで飛びます。
[別名]コバノトネリコ、コバノトネ、アオタゴ。
[用途]材質は堅く強いが粘りがあるため曲げることができ、このような特質を生かしてさまざまな用途で使われたそうです。日本では木製のスポーツ用品の材料、野球の木製バットや、スキー板やテニスのラケットなどにも使用されるそうです。役に立つ材でありながら計画的な植林・伐採が行われなかったことから、高品質な材の確保が困難になっているそうです。現在では行政、含めた関係者資源を確保するための取り組みが行われているそうです。天秤棒、輪?(わかんじき)などの器具材や機械材、家具材としても使われ、建築材として床柱などにも使用されるそうです。生木でもよく燃えることから猟師が薪として利用したそうです。また、高級感を出すために黒墨に加えて青墨を作るための着色剤や青い染料に利用されたそうです。樹皮は民間薬としても利用され、主な成分はクマリン配糖体で消炎解熱作用、止瀉、利尿作用や尿酸を排出する作用があり痛風・結石の治療などの効果があるそうです。
(ちょっとメモ)しきみ【樒・?】
モクレン科の常緑小高木。山中に自生。また、墓地などに植える。葉は長楕円形で光沢がある。四月頃,淡黄白色の花を開き、秋に星形の果実を結ぶ。果実は有毒。全体に香気があり、仏前に供え、葉・樹皮から線香・抹香を作り、材は数珠などとするそうです。コウノキ。マッコウギ。ハナノキ。シキビ。
[花言葉]幸福な日々、未来への憧れ
※説明の中に分からない言葉があれば?←こちらをクリックしてお調べください。


ブログランキングに参加しています。ご協力いただけると励みになります。

にほんブログ村 花・園芸ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
にほんブログ村


写真(植物・花)ランキング
※このお花はyoutube、facebook、twitter、各種ブログseesaa、Fc2、muragon、weblobe、rakuten、goo、ameba、で見られます。不定期アップで、十時五分に新作が立ち上がります。

※seesaaブログには、1000以上のお花の写真集があります。←ここをクリックしてください

×

非ログインユーザーとして返信する