季節の花 日本花図鑑 動スライドショーとピアノ音楽

散歩道で出会った野の花や季節の花を動くスライドショウと音楽でご覧いただけます。

何の木じゃ?!What tree? !!


なんじゃもんじゃの木 Chionanthus retususの花

落葉高木    もくせい科ひとつばたご属   原産地 中国、台湾、朝鮮半島、日本開花時期 4~5月   花径 4cm位   樹高 20m
明治時代、明治神宮外苑(青山練兵場)の道路沿いにこのなんじゃもんじゃがあり、名前がわからなかったので「何の木じゃ?」とか呼ばれているうちにいつのまにか「なんじゃもんじゃ?」という変わった名前になってしまったそうです。





よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)





中国、台湾、朝鮮半島および日本では対馬、長野県、岐阜県木曽川周辺、愛知県に限定した珍しい分布をしています。ただ、これらの地域以外でも実の種が野鳥に運ばれて着床して自生している自生の樹木もあるようです。成木で樹高は20mを超える大型の落葉高木で、幹は灰褐色で縦に切れ目が入っています。 葉は長楕円形で10cm程度となり、長い葉柄を持ち対生しています。お花、新枝の枝先に10cm程度の穂のようのに円錐形に4弁の細い花びらのお花を多数つけます。離れて見ると、まるで雪が積もっているように見えます。雌雄異株ですが、雌花のみをつける株は存在しないそうです。雄花をつける株と、両性花をつける株がある雄株・両性花異株だそうです。秋に、直径1cm程度の楕円形の果実をつけ、黒く熟すそうです。「なんじゃもんじゃの木」という名前の木は、場所によりいろいろあり、「くすのき」「あぶらちゃん」「かつら」等にも「なんじゃもんじゃの木」の名前がつけられ関東地方に多いようです。日本においては希少種のひとつであり、絶滅危惧類の環境省レッドリストに指定されているそうです。また、長崎県の鰐浦地区には、約3000本の本種が自生しており、天然記念物に指定されているそうです。[栽培]日当たり、水はけの良い肥沃な土壌に植えます。やせ地でも育つ丈夫な木です。バーク堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。夏は水をよく欲しがります。剪定方法あまりせず、放任して大きく育てます。植え付け時期は基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。一番いいのは花後です。関東以北では春植えがよいそうです。肥料は2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。病害虫はあまり心配がないそうです。
(ちょっとメモ)学名について
学名はChionanthusでretusus Chionanthus:ヒトツバタゴ属、retusus:先端がややくぼみのある円形の、という意味です。Chionanthus(チオナンサス)は ギリシャ語の「chion(雪)+ anthos(花)」が語源で、白い花のかたまりを雪にたとえたそうです。
[別名]ヒトツバタゴ「たご」は「とねりこ」という木の方言名です。「とねりこ」が羽状複葉であるのに対してヒトツバタゴが単葉であることから名づけられたそうです。
[用途]公園
[花言葉]清廉
※説明の中に分からない言葉があれば?←こちらをクリックしてお調べください。



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