針槐（はりえんじゅ）Robinia pseudo-acacia

落葉広葉樹　　　まめ科はりえんじゅ属　　　原産地　北アメリカ
開花期５～６月　花の大きさ　花径１５ｍｍ位、房の長さ２０ｃｍ位まで　　樹高１５ｍ
槐（えんじゅ）に似た木で、若い幹に多数の刺をもつことから「針槐」と呼ばれているそうです。エンジュとは中国原産の街路樹も使われる木で、夏に淡い黄緑の花を咲かせる美しい木です。

よろしければ曲を聴きながらどうぞ！（ピアノ曲）Please listen to the song if you like! (Piano song)

明治中頃に渡来した耐寒性のある樹木です。乾燥した荒地や開墾地に生え、強健で成長が早く枝は折れやすい、藤の花に似た白い花房を垂れた美しいお花です。香りも良く、蜂蜜もとれるそうです。葉は卵形の奇数で羽状の複葉で夜になると閉じるそうです。山羊などもこの若葉を良く食べるそうです。お花はテンプラにして食べることができるそうです。
[別名]ニセアカシア…アカシア（房（ふさ）アカシア）とよく間違われるところから。アカシアとはオーストラリア原産の早春に黄色の花をつけるマメ科の木です。下でリンクしています。
[用途]街路樹、薪材
[花言葉]慕情、親睦、頼られる人、友情、優雅、甘い誘惑
(ちょっとメモ)槐
落葉高木　　 まめ科くらら属　　　 原産地　中国
開花期７～８月　 花の大きさ　花径１２mm位、房の長さ１５cm位　 　樹高２５m以下
中国では昔から尊貴の木として尊重されており、宮廷の庭にエンジュが植えられていて、朝廷の最高位にある三公は、それぞれそれに向かって座ったといわれています。また、学問と権威のシンボルとされ、最高の官位は「槐位（かいい）」と称されたそうです。また、縁起の良い木とされて、鬼門の方角や玄関に植えられたので「槐（えんじゅ）」の字が当てられたそうです。薄白クリーム色の花を円錐状に咲かします。葉は卵形の奇数で羽状に複葉でつけます。花には良い香りがあり、花が終わると数珠状の豆の実を垂れ下がってつけるそうです。漢方で蕾を止血に、実は痔に利用するそうです。
[別名]槐樹（かいじゅ）、黄藤（きふじ）
[用途]庭木 、街路樹[花言葉]上品、幸福、慕情
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