虫取り撫子（むしとりなでしこ）Silene armeria

一、二年草、宿根草　　　なでしこ科マンテマ属　　　原産地　ヨーロッパ中南部　　　　
開花期　４～６月　　　花径　１ｃｍ位　　　草丈　６０ｃｍ位まで
花序のつく節の下から粘液を分泌していて、これに虫が付くことがあることから、このように呼ぶようです。

よろしければ曲を聴きながらどうぞ！（ピアノ曲）Please listen to the song if you like! (Piano song)

現在は世界の温暖な地域に広く分布します。江戸時代に鑑賞用として渡来しましたが、野生化し道端や空き地でも群生し、美しいピンク色のお花を咲かせます。時折、白色も咲きます。葉は卵形あるいは広披針形で対生し、基部は菜の花のように茎を抱きます。
[栽培]日当たりから半日陰まで適応し、土質は選びませんが排水の良い所がよいそうです。耐寒性はあります。種は春まきし、仮植えのうえしっかり育苗して定植させるか直播きです。こぼれ種でも充分生えます。
[別名]シレネ、蝿取り撫子（はえとりなでしこ）、小町草（こまちそう）、虫取り花（むしとりばな）　英名はCatchflyだそうです。
[用途]花壇、切り花[花言葉]未練、しつこさ
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