小葉の立浪草（こばのたつなみそう）Scutellaria indica var.parvifolia

多年草 　　　しそ科たつなみそう属　　　原産地　日本、アジア　　　　
開花期　４～６月　　　　花径　１ｃｍ位　　　　草丈　３０ｃｍまで
立浪草は花の姿が浮世絵に描かれた、波がくだけ泡立つ青い波頭を連想させることから付いたそうです。そして葉が小さい“小葉”ですので、このように小葉の立浪草と呼んでいるようです。立浪草はお花自体は良く似た色・容をしていて少し葉が大きくて草丈も倍近くあります。

よろしければ曲を聴きながらどうぞ！（ピアノ曲）Please listen to the song if you like! (Piano song)

本州以南に分布しています。林の縁や土手、野原、川辺、道端の明るい場所に自生し生える山野草です。青紫のお花は太陽のあたる方向に向いて、株から茎を直立させ、お花を二つずつ上に重なるように花穂につけ咲いています。柄のついた卵形の葉で対生し、茎や葉に短毛が密集しています。花色は青紫～淡紅紫、ピンク、白色などがあります。たくさんの立浪草を少し離れてみるとほんとうに波立つ海をみるようです。
[栽培]半日陰が理想です。土質はあまり選びませんが、山砂若しくは赤玉土に腐葉土を配合し水はけ良く、保湿良くします。鉢植の場合、夏場の多湿と冬の凍結に注意します。肥料は開花期と夏場を避け園芸肥料又は油粕を少量与えます。
[別名]ビロードタツナミ…茎や葉に短毛が密集し、ビロードのように見えるところから。
[用途]花壇
[花言葉]私の命を捧げます
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