季節の花 日本花図鑑 動スライドショーとピアノ音楽

散歩道で出会った野の花や季節の花を動くスライドショウと音楽でご覧いただけます。

山裾に灯り?!Light at the foot of the mountain? !!


椿(つばき)/薮椿(やぶつばき)Camellia japonica

常緑樹       つばき科つばき属     原産地 東北地方以南(薮椿)
開花期 11~4月  花径 5~8cm位   樹高 10mまで
薮椿は別名「山椿」(やまつばき)ともいわれています。名のとおり、日本の山の草木や竹が生い茂っている薮の中に見る野生種であることから、このように呼ぶのでしょう。また「椿つばき」の読み方の由来にはいろいろあるようです。
1.葉が濃い緑色で光沢があるので”光沢がある”意の古語「艶葉木(つやはき)」から。 2.葉に厚みがある意味の「厚葉木」から。 
 3.強い葉っぱの木の意味の「強葉木」から。 
 4.落ちた花が、刀の鍔(つば)に似ており、「鍔木(つばき)」の名から。 
 5.朝鮮名の「冬柏(つくばく)」の名から。



よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)




今では、ふつうに「椿」の字で知られていますが、この 「椿」の字は日本で作られた字(春に花咲く)で、中国では「椿」は、栴檀(せんだん)科の 高木の「ちゃんちん」という木のことを言い、漢名では日本の「椿」は「山茶花」と書きます。 一重や八重があるほか、日本産の品種だけでも園芸品種は佗助(わびすけ)など2000種以上の種類があるようです。下は、同科同属のいろいろな椿の違いですが、見分けるのはなかなか難しいようです。
薮椿…もっともよく見かける椿。花は大きくやや筒型。花ごと散る。花びらは厚みがある。 雪椿…日本海側の山地などに生える。全体的に薮椿によく似ている。花びらは平開し、花ごと散る。葉のこまかい葉脈が目立つ。
春山茶花… 花、葉とも薮椿そっくり。花ごと散る。
山茶花…花びらは平開し、1枚ずつ散る。葉は薮椿よりは小さい。 寒椿…花は小さく八重が多い。1枚ずつ散る。葉は小さい。
 夏椿…咲く時期は夏。時期的に区別できるそうです。
 秋咲きはさざんかの交配種だそうです。 
幹は建材に利用され、陶器や漆器などの工芸品のデザインにも用いられるそうです。種子から採れる「椿油(つばきあぶら)」は、頭髪用などに利用され、椿の灰は紫染めの媒染に使われるそうです。
(ちょっとメモ)
学名はCamellia japonica(薮椿)ですが、Camellia は17世紀のチェコスロバキアの 宣教師「Kamell カメル」さんの名からきています。椿はカメルさんが18世紀に東洋からヨーロッパにもたらしたことで広まっていったようです。英名でも「カメリア」と呼ぶそうです。
[栽培]根は荒く水を好むので乾燥地には向かないそうです。湿地も向かないそうです。腐葉土を入れ排水の良い暖かい土地へ植えます。梅雨に挿し木で殖やすそうです。茶毒蛾が春秋2回発生するので注意します。花弁が多い品種(八重や千重)には蕾の内部を食害する幼虫が発生するので注意します。
[用途]庭木、切花
[花言葉]贅沢、おしゃれ、至上の愛らしさ、謙遜の美徳
※説明の中に分からない言葉があれば?←こちらをクリックしてお調べください。


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