季節の花 日本花図鑑 動スライドショーとピアノ音楽

散歩道で出会った野の花や季節の花を動くスライドショウと音楽でご覧いただけます。

枯れ葉から?白い命!From dead leaves? White life!


白薮華鬘(しろやぶけまん)Corydalis incisa f. pallescens

越年草   けし科きけまん属    分布地  日本全土
開花期 4~6月   花長 12~18mm    草丈 50cm位まで
華鬘(けまん)とは、仏殿の欄間などにかける、垂れ下がった造花状の装飾での仏具ことで、花鳥や天女像をあしらい、多くは金銅(こんどう)製で、稀に革などで作り、透かし彫りにされいるそうです。この花はこの華鬘と似ていいて白花であるところから名づけられたようです。




よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)




半日陰や、やや湿り気の多い野原や河川敷、林の縁などに稀に生えます。ご覧のようにお花は茎の上部に横向きにびっしりと総状につきます。お花の先にだけに紫色の斑紋があり、全体は白です。花弁は4個で、外側の2個と内側の2個は形が異なります。左右は対称で、外側の花弁のうち上の花弁は後ろが袋状の距になってつきでています。内側の花弁2個は先端が合着しています。葉は2~3回3出複葉で、互生し、小葉はさらに羽状に細かく裂け、全体が柔らかく、ニンジンのような葉で傷をつけると悪臭がするそうです。花の後にできる実は長い楕円形の蒴果(さくか)で、熟すと下部が裂け、種子が散布する果実です。白薮華鬘は紫華鬘(むらさきけまん)の変種ではないかと言われているようですが、全体が紫色の紫華鬘、黄色いお花で黄華鬘(きけまん)、 全部白いものを雪藪華鬘(ゆきやぶけまん)などがあり形が同じです。華鬘がつく名前に華鬘草(鯛釣草(たいつりそう))という別の花もあります。 
(ちょっとメモ)
華鬘(けまん)というのは、元来は、古代インドなどで花を糸で連ねて輪に結んだアクセサリーのことでした。それが、仏教に伝わり、上に説明しました仏さまを飾る仏具(ぶつぐ)となり、永久性を保つために花以外の様々なもの(糸・牛皮・金銅・木)で作られるようになったといわれています。
[花言葉](紫華鬘)あなたの助けになる、助力、喜び
※説明の中に分からない言葉があれば?←こちらをクリックしてお調べください。


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