季節の花 日本花図鑑 動スライドショーとピアノ音楽

散歩道で出会った野の花や季節の花を動くスライドショウと音楽でご覧いただけます。

青空の下に青い星?!A blue star under the blue sky? !!


亜麻(あま)Linum usitatissimum


一年草  アマ科 アマ属  原産地 中央アジア
開花期 4~7月   花径 20mm位  草丈 50cm位
中国古書では、アマ(亜麻)の亜とは次ぐという意味で、麻とは大麻を言います。麻の次に繊維や油を採るということから、亜麻という名前になったと記されているそうです。




よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)




比較的寒い地方で栽培され、茎の繊維はリンネル(リネン)製品となります。アマはアサと間違えられることがありますが、アサよりも柔らかく、強靭で上等な繊維です。フランス語ではランと発音され、ランジェリーはアマの高級繊維を使用した女性の下着に由来するそうです。また繊維の強靭性から、高級でない繊維はテントや帆布としてかつて広く利用され、大航海時代の船の帆布はアマの繊維でつくってあったそうです。現在ではアサがロープや麻袋などに使われるのに対して、アマは、通気性・吸湿性に優れて肌触りが良いことから織られて高級な衣類などになるそうです。日本では、北海道開拓の初期に導入され、第二次大戦中をピークに繊維用として北海道で広く栽培されましたが、化学繊維の台頭で栽培されなくなってしまったそうです。2000年前半に、種子を食用に利用するために北海道の一部で栽培が復活しているそうです。その種子からは亜麻仁油(あまにゆ)が採れ、これは食用や塗料・油彩に用いられるそうです。
(ちょっとメモ-1)アマニ油
アマニ油(亜麻仁油、linseed oil / flaxseed oil)は、成熟したアマの種子から得られる、黄色っぽい乾性油(空気に触れると固まる油)です。食用のほか、油絵具のバインダーや木製品の仕上げなどに用いられるそうです。アマの種子を圧搾、又はこれをつぶして溶媒で抽出することで得られる成分は、α-リノレン酸、ω-3脂肪酸をはじめとする不飽和脂肪酸に富み、栄養サプリメントとしても販売されているそうです。沸騰させたアマニ油は油絵具のバインダーや、「オイルフィニッシュワニス」として木製品や皮革の仕上げに使われたり、シックハウス 症候群対策の住宅用塗料としても使われているそうです。加熱することでアマニ油は簡単に重合・酸化するようになることと、厚生労働省のシアン含有量の規制値、1ppmをクリアするため日本ではアマニ油が多く製造、販売されているそうです。
(ちょっとメモ-2)亜麻色
アマの繊維の色ですが「亜麻色の髪」は、よく金髪などの形容に用いられます。辞書などでは「黄みを帯びた茶色」のようですが、金髪の色とは少しイメージが違うようです。金髪ではなく栗毛の形容に用いられることもあるようです。
[別名]ヌメゴマ(滑胡麻)、一年亜麻、アカゴマ
[用途]食用、健康食品、塗料、繊維用、軟膏基礎剤、生薬(亜麻仁・あまにん)
[花言葉]あなたの言葉に感謝します
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