白根センキュウ（しらねせんきゅう） Angelica polymorpha


多年草　　　せり科ししうど属　 　　分布地　 本州、四国、九州
開花期　９～１０月　　　　花径　２０ｃｍ位（中の小花２ｍｍ位）　　　
草丈１.５ｍ位まで
日光の白根山で発見され、薬用植物の「センキュウ」に似ていることからこのように呼ばれているようです。

よろしければ曲を聴きながらどうぞ！（ピアノ曲）Please listen to the song if you like! (Piano song)

山地の林床や渓流の近く、川沿いの肥沃地などの湿った日陰に生えています。ご覧のように、かすみ草を小型にして集めたようで美しく、ししうどに似ています。ししうどより約１ヶ月遅れて咲くそうです。葉は細かく割れる出複葉で、小葉には不揃いの鋸歯があります。（ちょっとメモ）
中国の薬用に用いるセンキュウと、日本で栽培するセンキュウとは、別種ですが、日本と同種のセンキュウをセンキュウと同様に薬用にしているそうです。日本では、この白根センキュウを生薬のセンキュウして栽培･利用しています。茎や葉に、セロリーにそっくりな香りがあるそうです。
[別名]鈴鹿芹（ スズカゼリ）…鈴鹿山脈でよく見られることから。
[花言葉]永遠にあなたのもの
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