季節の花 日本花図鑑 動スライドショーとピアノ音楽

散歩道で出会った野の花や季節の花を動くスライドショウと音楽でご覧いただけます。

斜面の炎?!Slope flame? !!


片栗(かたくり)Erythronium japonicum

球根    ゆり科かたくり属    原産 北半球
開花期 3~5月   花径 5cm位   草丈20cmまで
「片栗」の漢字は、食用にする根の鱗片が栗の片割れに似ていることからつけられたそうです。




よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)





日本全国(沖縄を除く)、朝鮮半島、中国北部の落葉樹などの下に自生していることがおおいようです。ピンク色の花が下向きに咲き、花は陽のあたるときのみ開きます。 曇った寒い日や雨の日は開花しにくく、花弁は6枚です。種子が地中に入ってから平均8年目で、ようやく2枚の葉を出して開花します。樹冠が緑の葉に覆われる前の3、4月に、わずかな日光を利用して地下の鱗茎を太らせて花を咲かせます。花のあと、5月頃に葉を枯らし、あとはずっと次年の3月までの10ヶ月の間は地中で球根のまま休眠し、地面から全く姿を消してしまうそうです。また種子にはアリが好むエライオソームという物質が付いており、アリに拾われることによって生育地を広げるそうです。昔は日本では落葉広葉樹林のある各地で広く見られたが、近年では乱獲や盗掘、土地開発などによる生育地の減少や特有の長い生育によって減少しているようです。 球根(鱗茎)から片栗粉を作りますが、今はじゃがいも、さつまいものでんぷんからつくられているそうです。「片栗」の本物は薬局で売られています。 昔は 片栗粉は消化がよく上質なので、漢方薬として病後の滋養用に使われていたそうです。
[栽培]直射日光の当たるような環境は好みません。地上に葉が開いて生長している時期は半日陰の場所、葉が枯れて球根だけの状態の時期は日陰になるような場所が理想的です。比較的暑さに弱いので夏は日陰で栽培し、温度が上昇しないように気を付けます。冬の寒さにもやや弱い傾向がありますので 地植えの場合は地面を落ち葉などで覆ってあげるとよいようです。鉢植えの場合は軒下など、地植えにするなら、春先に葉が開いて、夏に葉が茂り、冬に落葉するような樹木の下などが一番自然のサイクルに近くて育てやすいそうです。
[用途]鉢植え、花壇
[花言葉]初恋、嫉妬、寂しさに耐える
※説明の中に分からない言葉があれば?←こちらをクリックしてお調べください。



ブログランキングに参加しています。ご協力いただけると励みになります。

にほんブログ村 花・園芸ブログ 季節の花へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
にほんブログ村


写真(植物・花)ランキング


※このお花はyoutube、facebook、twitter、各種ブログseesaa、Fc2、muragon、weblobe、rakuten、goo、ameba、で見られます。不定期アップで、十時五分に新作が立ち上がります。
※seesaaブログには、1000以上のお花の写真集があります。←ここをクリックしてください

×

非ログインユーザーとして返信する